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お腹が張る

お腹が張る…
腹部膨満感の原因は?

お腹が張る… 腹部膨満感の原因は?食べ過ぎた時など、誰でもお腹が張ります。けれど、食べ過ぎたわけでもないのにお腹の張りが続く時、便秘や腹痛などの他の症状を伴っている場合には、何らかの疾患を疑います。
具体的な病名としては、過敏性腸症候群や炎症性腸疾患などが挙げられ、大腸がんが原因になることもあります。
症状が気になる時には、お早目に芦屋おく内視鏡クリニックにご相談ください。当院では、専門医による内視鏡検査にも対応しています。
院長である女性医師が診療を行いますので、女性患者様も安心してご相談いただけます。
※男性医師を指定することも可能です。

お腹が張る症状チェック

以下のような気になる症状がございましたら、お気軽に当院にご相談ください。

お腹が張る症状チェック
  • お腹の張りが何週間も続いている
  • 太ったわけでもないのに、お腹が出ている
  • 便やおならが溜まっている感じがする
  • 排便後も残便感がある
  • たくさん食べたわけでもないのにお腹が苦しい
  • お腹がよく鳴り、調子が悪い

お腹の張りは、さまざまな形で患者様に自覚されます。診察時には、患者様の言葉で結構ですので、症状について詳しくお聞かせください。

お腹の張りと便秘や
下痢をともなう事も!?

お腹の張り+便秘

お腹の張りと併発しやすいのが、便秘です。3日以上排便がない、あるいは毎日排便があったのに急に出なくなったという場合には、お早めにご相談ください。特に腸閉塞を起こしている場合には、早急な治療が必要です。

お腹の張り+下痢

意外に思われるかもしれませんが、お腹の張りと下痢が併発することもあります。下痢は、「体質だから」と受診を後回しにしてしまいがちですが、過敏性腸症候群や炎症性腸疾患、大腸がんなどの可能性もありますので、放置せずにご相談ください。

お腹の張りをともなう病気

お腹の張る原因疾患には、以下のようなものがあります。

過敏性腸症候群

免疫の異常、ストレスなどが影響して発症すると言われている病気です。
急な腹痛と下痢、慢性的な便秘といった症状が見られます。また、下痢と便秘を交互に繰り返すタイプもあります。加えて、お腹の張りやコロコロとした便、残便感などの症状を伴います。

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炎症性腸疾患

免疫の異常の影響などによって、腸管内に炎症が生じる、厚生労働省指定の難病です。潰瘍性大腸炎、クローン病がこれに該当します。
下痢や便秘、血便、お腹の張り、腹痛、全身倦怠感、貧血などの症状が見られます。

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腸炎

ウイルスや細菌感染などを原因として起こる小腸や大腸の炎症です。
お腹の張り、下痢、発熱、吐き気・嘔吐、腹痛、また場合によっては血便が見られます。

腹水

炎症性疾患、肝硬変、がんなどを原因として、腹腔に多量の水が溜まっている状態を指します。
悪化すると、お腹の張りが現れます。また原因疾患の症状も伴います。

大腸がん

食生活の欧米化、飲酒、運動不足、喫煙などを原因として起こる大腸のがんです。ほとんどは、大腸ポリープががん化したものです。
血便、下痢、便秘、便が細くなる、腹痛、お腹の張り、食欲不振などの症状が、ある程度進行してからようやく現れます。

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腸閉塞

腹部手術後の癒着、ヘルニア、腹部腫瘍などを原因として、腸内で便が進まなくなった状態です。
お腹の張り、吐き気、腹痛、排便の困難、嘔吐などの症状を伴います。自然に改善するということはまずありません。直ちに治療が必要です。

機能性ディスペプシア

胃カメラ検査などを行っても異常が認められないにも関わらず、胃やみぞおちの痛み、胃もたれ、お腹の張り、早期飽満感といった症状が見られる病気です。
はっきりとした原因は分かっていませんが、治療により改善が可能です。

お腹の張るときの
検査・診断

お腹の張るときの検査・診断症状や最近の食生活、既往歴・家族歴、服用中の薬などについてお伺いした上で、血液検査、大腸カメラ検査などを行い、診断します。
当院では、鎮静剤を用いた、苦痛・恐怖心の少ない大腸カメラ検査を行っています。専門医による精度の高い検査を行いますので、ご安心ください。院長は女性医師ですので、女性患者様も安心してご相談いただけます。
なお、機能性ディスペプシアが疑われる場合には、胃カメラ検査を行います。

お腹の張りの対処法

軽いお腹の張りを感じた場合に、ご自宅でできる対処法をご紹介します。
ただし、すでに何日も症状が続いている場合、繰り返される場合、他にも症状がある場合には、ご自身での対処法にこだわらず、早めに医療機関を受診するようにしてください。

消化の良い食事を摂る

脂っこいもの、刺激物、アルコール、カフェインなどを避け、消化の良い食事を摂りましょう。
ご飯やお粥、うどん、白身魚、鶏むね肉、豆腐、納豆、大根、卵などがおすすめです。便秘がある場合には、水やお茶などによる小まめな水分補給、食物繊維の摂取も有効です。

自律神経のバランスを
整える

規則正しい生活を送り、十分に睡眠をとり、ストレスの解消に努めることで、自律神経のバランスの正常化を図りましょう。自律神経のバランスが整うと、胃腸など消化管の働きが良くなります。

適度な運動

ウォーキングや軽いジョギング、ストレッチ、ヨガなどの適度な運動は、腸管への良い刺激となり、お腹の張りの改善が期待できます。また、自律神経のバランスを整えることにもつながります。
ただし、身体を酷使するような運動は、ストレスとなり症状を悪化させることがあるため、控えましょう。

お腹の張りのお悩みの方
はご相談ください

お腹の張りのお悩みの方 はご相談くださいお腹の張りが、さまざまな病気によって引き起こされる症状であることがお分かりいただけたかと思います。
また原因が病気でなかった場合にも、生活習慣や排便習慣の見直しによって、症状を改善することは可能です。いずれにせよ、大切なのは原因を明らかにし、それに適切に対処することです。
病気の早期発見・早期治療のため、また健康で快適な毎日を取り戻すため、お腹の張りが気になった時にはお早めに当院にご相談ください。
必要に応じて胃カメラ検査・大腸カメラ検査を行い、正確な診断をいたします。